ちびとらのハテナはてな

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簡単?大変?おうちで仕事したい!在宅データ文字入力経験談

在宅ワークや副業に興味のある方が増えているようです。私が経験した在宅ワークのうち、今回はデータ・文字入力の仕事について紹介します。

  • データ入力のお仕事の内容
  • 求められる力
  • 良い点・やりがい
  • 難しい点
  • 感想

データ・文字入力のお仕事の内容

私が担当した仕事は以下のようなものです。全て出版物製作における原稿データを作成するものです。

・有名小説家の全集

・有名経済学者を含む対談のテープ起こし

自己啓発本

・問題集(化学)

・趣味雑誌    などなど

 

メモファイルに文字を入力します。今どきテープ起こし、PDFの読み取りぐらい機械に任せてできるのでは? と感じる方も多いかと思いますが、書籍出版には特殊な仕組み・作法があるようで、フォントを変えたり、フリガナを振ったりする場合に、機械が変換できるようそれぞれ指定された文字列で入力をする必要があるんです。また正確性が求められるため、まだ人間の手を必要とする作業があるようです。

 

イメージ

「機能」にフリガナを振る場合:「★機能★きのう★」と入力

 

テープ起こしも、素起こし(完全に音声のまま起こす)、ケバ取り(意味のない言葉を除く)のほか、わかりやすい文章になるよう、要約をすることが求められるケースもありました。

 

1文字◯円、という換算で支払いがされます。だいたい0.4円とか、さらに低いこともあります。

納期は分量によって様々です。

求められる力

速いスピードでタイピングできる力は必須です。テープ起こしの場合は、日頃聞き慣れない専門分野の言葉を聞き取る力も欠かせません。

あとは慎重さでしょうか。出版物は一度印刷したら直せません。一文字でも間違えば不完全なものになってしまいます。

根気よく、注意深く、何度も見返せる根気強さが必要になります。

また、案件ごとに仕様が異なるため、自己判断で勝手に進めるのではなく、わからない部分は確認するという手間を嫌がらないことも大事です。

 

良い点・やりがい

 ・正解が明確であること

 ・自分の関わった書籍が実際に出版されているのを見ることができる

正解がない中でクライアントの意図を汲み取るような仕事に比べると、ある程度正解がはっきりしている仕事であるというところは、やりやすさを感じました。

基本的には、与えられた原稿を、脱字や誤字なく間違なくそのまま入力することができればいいわけです。

何万字、何十万字という量なので、どんなに慎重に作業をしてもミスが発生しますが、見直しを何度もすれば限りなくミスをゼロにすることも可能です。

また、自分の関わった原稿が実際に書籍になっているのを見た時は、かなり嬉しかったです。

 

難しい点

データがない古い原稿ほど、再出版や電子書籍化の際に文字入力が必要になりますが、年配の方が書く字や古い言葉遣いを読み取ることが必要な場面は結構あります。

 

感想

私はクリエイティブな仕事はできませんが、データ・文字入力はコツコツ慎重に進める仕事は合ってました。年齢や職歴に関係なく、スキマ時間を使って得意分野を活かせる仕事の一つだと思います。