日本には様々なお祭りがあります。奇祭と呼ばれるものもあり、最近ではその存続に関するニュースを聞いたりもします。最近、諏訪大社に行く機会があったので、御柱祭について取り上げます。
諏訪大社(たいしゃ)とは
諏訪大社は、長野県にある諏訪湖の周辺に四つに分かれて鎮座する神社です。
諏訪大社公式HPより
諏訪湖の南側にあるのが「上社(かみしゃ)」で、前宮(まえみや)と本宮(ほんみや)があります。諏訪湖の北側にあるのが下社(しもしゃ)で、春宮(はるみや)と秋宮(あきみや)があります。
上社と下社は元々は別の二つの神社だったそうですが、国策により一つの神社となり、現在もその名残で「上社」「下社」に分かれているようです。
四社の巡り方
四社を巡る順番に決まりはありません。私は文字面から「下社春宮」「下社秋宮」「上社前宮」「上社本宮」の順で回ったのですが、「下社秋宮」の雰囲気が好きでした。
諏訪湖周辺で宿泊を予定されている場合は、お宿が四社巡りのバスを用意しているケースもありますので、確認してみてください。
四社にはそれぞれ四本の御柱(おんばしら)があります。御柱とは神社の建て替えに使われるモミの巨木です。
御柱祭(おんばしらさい)
御柱祭とは、7年に一回、四社の建て替えの際に執り行われるお祭りです。モミの巨木を山の斜面から滑らせているニュースを見たことはありますか? あれが御柱祭の名物です。木落とし坂という場所で行われます。
木落とし坂
こちらは下社の木落とし坂。写真には写っていないのですが、手前のところにはすぐに道路が通っていて、危険な場所なので、本当にここを滑っているのかとびっくりします。
こちらは上社の木落とし坂。
おまけ
諏訪湖ではレンタルサイクルでの周遊やボート、遊覧船などのサービスもあります。個人的に好きだったのは、夜暗くなってから諏訪湖サービスエリアから見える諏訪湖周辺の夜景です。